
富山は2月に入って数日が経った頃、大雪に見舞われました。積雪は70センチにもなり久しぶりの冬らしい天候を経験しました。家にいて、掃除をしたり、普段できないことをいろいろしては見たものの、むずむずと外に出たくて仕方がありません。それで雪の晴れ間に映画を観に行ってきました。
いわゆる「アニメ」驚いたことに映画は画像とわずかの音以外は全編音楽だけで進んでいきます。独りぼっちだった犬と「友達ロボット」との友情物語なのですが、話の終わりは期待を裏切るほどの、悲しくてでも心の温まるものでした。
私たちは出会いそして必ず別れる。それがどのような事情であったとしても永遠に隣り合わせにいることなどないのだということ、たとえ逢えなくなってもお互いを心の中で想いやっている関係性は成り立つ、というキャラクターからは想像できないような深いメッセージだったように感じました。
映画は自分では経験できない世界を見せてくれます。雪の中外に飛び出して映画を観に行ったのは大正解でした!
