夏の日差しがまだ厳しかった8月の終わり頃、アボガドの種を植えてみました。土が乾かないように水をやり、レースのカーテン越しの光を当てて、水をやるごとに「おおきくなぁれ、おおきくなぁれ」と魔法の言葉をかけていました。1か月が経っても全く目が伸びてくる兆しがありません。がっかりして、それからは水をやるときも優しい言葉をかけなくなってしまいました。
ところが10月に入って、種の割れ目から何かが出てきているのを発見!なんと芽が伸びてきていたのです。今は4センチほどまで伸びています。小さな葉っぱも広がりつつあります。
異国のチリから海を越えて日本に来て、スーパーに積み上げられて、人間にお料理されて。残った種が長い旅を生き延びて、生命を吹き返したことに感動さえ思えます。
どこまで成長するかとても楽しみです。